業務紹介
植栽は、その土地柄にあった苗木や植栽本数などを提案させていただいております。
施工に関しては、風などの影響で枯れないよう根全体がしっかりと埋まるように穴を掘り、根元を踏み固め安定させます。
近年は、獣害による被害が増加しているため、場所によっては忌避剤散布などを行い被害防止に努めております。
植栽した苗木は30~40cm程度ですので、雑草に負けて枯れたり、雑草木の陰になってしまい太陽光が当たらずに成長阻害されてしまいます。
それらを防ぐため猛暑の中、大変な作業ですが植栽してから5~7年生まで下刈作業を行います。
下刈り過程が終わり、10~15年生になると林内に灌木等が多く繁茂してきます。不良木、雑木、を中心に刈り払いしていきます。
25年生以上の森林でも除伐作業を行う場合があります。保育間伐・搬出間伐を行う前に林内をキレイにしておけば、歩きやすく周囲を見渡す事で安全作業ができ、作業効率も上がります。
年数を重ね木が大きく生長すると、枝で光が遮られ林内は暗くなり木の生長を妨げてしまいます。
それを防ぐため、林内にある枯損木、被圧木、並木を伐採します(伐採率は30%程度)。
樹種ごとに伐採適齢期(林内の木をすべて切れる年齢)があり、本格的に伐採し、素材として生産できるようになります。
当組合の管内(白石市・蔵王町)では40年生以上の成熟林分が多いため、これからは循環型(切る・植える・育てるを繰り返す)に誘導し、より良い森林構築を目指しております。
